第52回 好みなんでね 

以前のブログ(これ、ブログなんですかね?)で
一番好きなギタリストの話などしておりましたが
ロックなら、誰がなんと言おうと
(いや、言ってもらって結構なんですが・・・)
ジェフ・ベックなんです。


好きな理由は、ヤードバーズの頃から聴いたらすぐ
ジェフが弾いているとわかるところです。

黒人音楽に影響を受けつつ、それに固執しすぎることなく
カントリー、ジャズなどのエッセンスを上手く取り入れ
自分の個性にしてきたジェフ・ベック。

今までの活動を集大成した映像、音源が発売されました
(今頃の紹介、すみません)

イギリス、ロンドンのジャズの老舗ライブハウス
ロニースコッツでのライブ。

選曲はジェフの今までのキャリアからのええとこどり。

今まで、生で見た事あるのは、『ゼア・アンド・バック』期
『ギター・ショップ』期

とこの音源、映像期ですが、メンバーがベースがピノ・パラディーノでした。
それも勿論最高でしたが・・・

今回、ベースがとてもキュートなタル・ウィッケンフェルドちゃんです。

映像でも、タルがソロなどを弾くと、ジェフもにこにこ見守っています。
MCもよくするし、歳を重ね、ちょっと丸くなったんでしょうか?
『悲しみの恋人達』でのタルちゃんのソロも素晴らしいですね。

そして、エリック・クラプトンとの共演!!

マディ・ウォーターズの曲をカバーしていますが、どっちが上手いか?
なんて事は、もう、人それぞれの好みですねえ?

そこの貴方、もう野暮な事言わないようにね。

昔、『クロス・ロード』って映画で、主人公のラルフ・マッチオとスティーヴ・ヴァイが
ギター・バトルをするのですが、ブルースを弾いて勝てない主人公が、もともと学んでいた
クラッシックを披露して、スティーヴ・ヴァイを「キャンッ」ていわすシーンがあるんですが
それを思いだしました。歌が上手いからいいじゃないですか?エリックさん。


そして、ジョス・ストーンをゲストに「ピープル・ゲット・レディ」も素晴らしい。

ジョスさん、び、美人ですね。

ジェフさん、もちろんまだまだギター上手くなっております。

キラー・チューンは、『A Day In The Life』でしょうか?


ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ [DVD]
ジェフ・ベック
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