第22回  今でもそうです。

初めて楽器屋に行ったのはいつだったでしょうか?

初めて行ったのは、当時、小学校の同級生のご両親が経営している
(当時)国鉄東淀川駅駅前商店街にあったレコード屋さん兼楽器屋さん
確かフォークギターが2〜3本ほどつってあったと記憶しております。

兄のフォークギターの弦を切ってしまい、ばれないようにとなけなしの
小遣いを握りしめ、弦を買いに行ったのですが、弦に番号がついてる
事も知らず、3弦が切れたのに、4弦を買って帰り半泣きになった記憶が
あります。太い方が1弦だと思ったんですねえ。

そして、ついに梅田の楽器屋さんにちょくちょく行くようになります。
当時は阪神百貨店の楽器屋(ピーヴィーのアンプをバックに勢揃いした
レーナード・スキナードのポスターが貼ってあったと記憶しております)か
梅田ナカイ楽器。ワタナベ楽器店など。

初めて買ったのは、フォークギター。ヤマハ製で心斎橋で購入。

高校生になって、南森町のKeyでグレコのストラトキャスターモデルを
購入致しました。嬉しかったなあ。

で、楽器屋に行くと今でもそうですが、高い楽器はガラスケースに
入っております。今でもそうですが、よく眺めてますね。今でも。

みなさんは、このガラスケースの中の楽器、購入しないのに、
どれだけ試奏したことがありますか?

最近、昔、我々クラスが絶対に手が出なかった、ギブソン、フェンダー系の
ギターも最近では、割と手の届く所に陳列されております。

ですが、現在も高額機種というと、やっぱり昔と変わらず
大体20万円以上の物でしょうか?

この本は、そういう我々の欲求をせめて視覚で満足させてあげようと
思った企画なのでしょうか?

ボクも今度、楽器屋に行ったら、言ってみようと思います。

「この店でいちばん高いギターを弾かせろ」

あ、どんなフレーズ弾くか考えとかな・・・

【Smoke on the Water】ではなあ・・・



“この店でいちばん高いギターを弾かせろ”
ヴィン★セント秋山 著
(えい文庫)
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