第16回 お好きな方は?

私の周りには大勢はいらっしゃいませんが、みなさん
カントリーはいかがでしょう?

カントリーも結構、様式が決まっており、私も、
あの「ブンチャカ、ブンチャカ」が得意な方では
ありません。やっばり「タッタ、タッタ」の方が・・・(笑)

でも、ある映画を見に行って意識が変わりました。
カントリーって実は歌詞が良いんですよ?
ブルースって、例えば不遇な日常を笑って、踊って忘れて、また、
バッド・ラックな人生に立ち向かおうやないかって感じやと思うのですが、
カントリーは、反逆の歌も多いんです。そう、パンクなんです。

それは、ジョニー・キャッシュの伝記映画
「ウォーク・ザ・ライン」を見てわかりました。

この人のファンは囚人が多かったそうで、囚人からのファンレターを見て
刑務所でライブをし、ライブ盤を製作することを思いつきます。

そして、名盤「アット・フォルサム・プリズン(At Folsom Prison)」を発表するのですが、
その演奏シーン。歌詞が字幕で出る(当たり前)のですが、歌詞の内容がもう過激でした。
これはもう見て頂くに限ります。



当時「Ray」と同時期の上映だったと思うのですが、レイ・チャールズとジョニー・キャッシュの
幼少期の体験がとても良く似ていて驚きました。


この映像は、ジョニー・キャッシュがホストを務めた
番組で’69年の夏(今頃の季節でしょうか?)〜
’71年の春まで58回に渡って放映されました。


出演者はジャンルを超えてもう素晴しいの一言です。

特に嬉しいのは、CCR,デレク&ドミノス(共演もあり!!)ボブ・ディランとの共演でしょうか?

音楽にジャンルなんて関係ないですよね?

要は良い音楽か悪い音楽かです
(by デューク・エリントン)

どや?



ベスト・オブ・ジョニー・キャッシュTVショー
(Sony Music Japan
SIBP 106〜107

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