第38回 楽しいのが一番

1月18日に神戸チキンジョージのライブが無事
終了致しました。

ご来場頂いた、一億三千万人のファンの皆様をはじめ
共演させて頂いた、Killaさん、KoISSさん、スタッフの皆様
本当にありがとうございました。

広いステージでのライブはやっぱり楽しいですね。
我々は振り付けも多いので広いステージで演奏すると
よりお楽しみ頂ける様です。

元々、ホーンセクション入りの音楽が大好きで、
R&Bを中心に色々聴いてまいりました。

例えばFunk・Music。
これは、結構みなさん演奏しておられますね?
Funk界の参入は競争相手(何の?)が多く
我々、目立ちにくい。

では、オーセンティックなR&Bは?
憧れるけど、もし私がヴォーカルを取るとしたら・・・

「歌えません」

好みはSTAX、Hiなどのサザン・ソウル。
シカゴもいいですねえ?ニューオリンズもの
(これも、結構やってる人多いですね)
いやあ、メンバーの人数的にはちょうどいいですが
やっぱり、お客さんにウケる、ウケないはたぶん
リード・リンガーの上手さにかかってくると思います。
完全に実力不足ですな。私。


ズージャ?

論外です。

私がスタンダード歌うの?

うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ

というわけでやっぱりBlues。

テキサスものやウエストコーストもののブルースは
結構ホーン・セクションが導入されており、
我々も昔、シカゴ・ブルースを演奏しておられる
バンドさんと差別化を図るために選曲しておりました。

ゲイトマウスやジョニー・ギター・ワトソンなどを
初期はやっていたのですが、本日ご紹介の
このバンドを聴いてJump・Bluesというジャンルを知りました。

Bluesってジャンルは一回聴いてすぐ好きになるような
音楽ではなく、何回も聴いてなんとなく好きになっていく
音楽やと思うのですが、このバンドは一発で好きになりました。

私の個人的なジャンプ・ブルーズ考ですが、ブルースより
ビートが強烈で、日常のちょっとしたブルーな気持ちを歌って
笑い飛ばす内容の歌詞。演奏はちょっとジャズっぽかったりします。
何より当時のアメリカ(1940年代ぐらい)で一番ヒップな音楽で
ダンス・ホールで老若男女がウヒャウヒャ踊っていたのが
気に入りました。


ウケないライブって嫌なんです、私。


このバンドを見たときに本格的にジャンプ・ブルースをやろうと
決めました。

楽しい、踊れる、しかも歌詞が日本語って事で
一発でこのバンドが好きになり、多大な影響を受けております。
バンドのメンバーに真似しすぎやと嫌味を言われる事もありますが・・・
でも、このバンドが日本で唯一プロで活躍し、CDをリリースしている
バンドなんですよ?影響をうけない訳がないでしょう?

そして、今回はライブ盤。ライブの楽しさが十二分に伝わって来ます。
我々も演奏している、【Just A Gigoro】なんかも収録されております。

我々もワンマンで2daysなんて日がやってくればよいなあ。

Sweatin' Ballroom/吾妻光良とThe Swinging Boppers(Hot River Records HOTRCD-001)

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